ティーブレイク


来年もよろしくお願いします

2013/12/31


 台所でおせちづくりにいそしんでいると、宅急便が届きました。箱をあけるとまず目についたのが大きなドライアイス。流しに放り込むと白いスモークがモクモクと出てきたので、こりゃあ1曲歌わなくちゃと、すりこぎをマイクがわりに(たまたまゴマをすってたので)「愛の讃歌」を歌い上げました。でもまだケムが出ていたので、ベルサイユのばらの「愛それは」を歌おうとすると、最近のドライアイスって、すぐだめになるんですね。 シュッと消えちゃって、ケムも出なくなったので、ショータイムもおしまいです。
 今年は秋にちょっと体調を崩しましたが、あっという間に回復し、今はとても元気です。でも元気元気と過信せず、体が出してくれる不調のサインをちゃんと受け取らなくちゃいけないな~と肝に銘じつつ、来年もいいお仕事をしていきたいなと思っています。
 事務所の皆さん、取引先の皆さん、ご縁があってこのブログを読んで下さっている皆さん、1年いろいろとありがとうございました。HPを管理してくれているのりさんにも感謝!です。どうぞよいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。


お餅

2013/12/30


  きょうは近所の商店街に予約していたお餅をとりにいきました。うちでは以前は杵 と臼を使って餅つきをしていました。人力でついたお餅はとってもおいしいし、つき たてをからみ餅や納豆餅にして食すのはまた格別なのですが、いかんせん準備と後片 付けが大変で、餅つきをしなくなって正直ほっとしたところもあります。
 ただ、長年培ってきた杵とり技と、ついた餅をのしたり丸めたりする技術を発揮で きないのは残念なことなので、事務所の新規事業として「杵とり&餅丸め」をいれよ うかしら。イベントや幼稚園の行事で需要があるかも・・・ないかな。 


聖誕劇

2013/12/23


 先週、テープ起こしのお仕事を、キリスト教系の保育園からいただきました。さっ そく音源をとりに伺うと、廊下に「ローマ人」とか「羊飼い」とか書かれたダンボー ルがたくさんおかれています。これはクリスマス会で行われるキリスト聖誕劇の衣装 が入っているのでしょう。
 実は私はこの保育園の卒業生で、私たちのころも聖誕劇をやっていました。ベツレ ヘムの郊外で野営している羊飼い役(と多分ヒツジ役)数名。その羊飼いたちに「キ リストが生まれますよ」と伝えにくる天使役。生まれ故郷の町に住民登録に行く聖マ リアと聖ヨセフの夫婦。途中で宿泊する宿屋の亭主とおかみさん。宿屋は満室で、馬 小屋に泊めてもらったので、馬役や、役を増やすためにネズミやネコ、イヌ役もいた ような記憶があります。あと、黄金と乳香と没薬をもってお祝いにかけつける3人の 博士もいました。でもローマ人は・・・覚えがないなあ。どういう役どころなんだろ う。根拠はありませんが、なんだか悪役っぽいですね。 


床のコ-ド

2013/11/29


 テレビのニュースで大きな会議の映像が映ったら、出席者よりも会議テーブルの上 と床をチェックしてしまいます。で、テーブルの上に集音マイク、床にそのマイクと録音機をつなぐコードがはっ ていたら、「あっ、速記が入っている」とちょっとうれしくなります。民主党の事業 仕分けの時など、会場にいくつも並んだロの字型テーブルの中のコードが、ピシッと まっすぐだったり、ぐにゃぐにゃだったりして、これはそれぞれに入った速記会社の やり方か、はたまた担当した速記者の性格か、あんがい目立つから、私もコードをは わすときは気をつけようとか思いながら見ていました。
 でも、最近は、以前と比べて床のコード=速記者の入った会議が少なくなってきた ような気がします。マイクを使う会議では、そのマイクを通じてミキサー室で録って いるということもありますが、マイクなし、集音マイクなし、ICレコーダも見当た らないとなると、この会議の記録はどうなるんだろうと、なんだか心配になってきま す。
 結果がわかれば要旨の議事録で十分ということなのでしょうが、話し合いの経過も とても大事だし、その経過を知りたい部分だけ読むことができる速記録は、今の世に はもちろん、未来の人たちにとってもすごく大事なものなんじゃないかと思うんです けどね。


ネットで検索

2013/11/21


 岩波文庫の「レ・ミゼラブル」全4巻、ただいま3巻まで事務所のDさんから借り ているのですが、やっと1冊読み終わりました。(前に書いた「銀の燭台盗んだけど 許してあげる~♪」は「銀のお皿盗んだけど許してあげる~。それどころか銀の燭台 まであげちゃうよ~♪」でした。いい加減なこと言ってスミマセン)ミュージカルや 子ども向けの「ああ無情」は本当にわかりやすく書き直してくれていたのがよくわか りました。
 私はフランスの歴史や地理、当時の社会情勢がいまいちというか、ほとんどわかっ ていないので、読み進めるのにはかなりの困難を伴っています。また地名や実在の人 物が山ほど出てきて、もし「ユゴー氏、自著を語る」とかのインタビューのテープ 起こしを依頼されたら、こりゃ検索にえらいこっちゃと思ってしまいました。神 戸や大阪、京都の地名検索はまだ土地勘があるのでなんとかなりますが、フランスは なあ・・。まあ、がんばって読み進めていきましょう。


カルヴァドス

2013/11/8


 この間、呑べえの友達とおでん屋さんとバーをはしごして、久しぶりに二日酔いに なってしまいました。翌朝、ガンガンする頭を抱えながら、昔、同じようにあちこち はしごして、最後にカルヴァドスを飲んでひどい二日酔いになり、お医者に行ったこ とを思い出しました。
 カルヴァドスは、フランスのノルマンディー地方でつくられるリンゴの蒸留酒で、 アルコール度数もかなり高いはずですが、それをブランデーのように生で飲んだもん だから、朝起きたら頭が割れそうだわ、気分は悪いわ、もうしんぼうたまらんと、よ ろよろとかかりつけの医院に行き、先生に「夕べ、お酒飲みすぎまして・・・」と言 うと、先生は「おやおや、なにを飲みましたか」「カルヴァドスです」「ほほう、カ ルヴァドス。レマルクの『凱旋門』の主人公が飲むお酒ですね。『戦争が終わったら フーケで会おう』という有名なセリフがあります。映画ではシャルル・ボワイエが主 人公の医師を演じて・・・」と楽しそうに話されて、気分のよくなる薬を処方してく ださいました。
 そうそう、凱旋門だった、フーケだった。二日酔いのおかげで記憶の底から遠い思 い出がよみがえってきました。カルヴァドス、なつかしいな~。りんごのお酒なら秋 も深まる今の時期にぴったりだし、2年前に亡くなった老先生をしのんで、一献かた むけようかな。で、また二日酔いになったりして。でも、もう助けてもらえないのが ちょっと悲しいですね。


スタンプラリ-

2013/11/4


 11月9日(土)に兵庫学校スタンプラリー実行委員会主催の学校図書館見学会が開かれます。 午前中は松蔭中学校・高等学校図書館で、午後は関西学院中学部図書館で、松蔭図書館では折り紙でかの有名な松蔭の制服を折ったり、ヒエログラフのハンコで自分の名前を押したしおりを作ったり出来るそうです。 詳しくはこちらでご確認ください。
http://www.shoin-jhs.ac.jp/tosyo/hyogostamp.htm
 関学は知らないのですが、松蔭図書館は蔵書数9万7000冊、専任司書が常駐しているすごい図書館です。一見の価値ありかも。 


海老蔵さんのエビって・・

2013/10/29


 インターネットニュースで歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、大阪で今話題のリッツ カールトンでの宿泊をやめて、違うホテルにしたという記事が出ていました。別にエ ビの誤表記問題でかえたのではないそうですが、海老蔵さんの海老って一体何エビな んだろうと、お昼ごはんの時にちょっと盛り上がってしまいました。
 みんなの意見は、やっぱり伊勢海老蔵でしたが、でも桜海老蔵や芝海老蔵もありか も。甘海老蔵も海老蔵さんの雰囲気にはあいますが、バナメイ海老蔵はちょっとヘン だし、ブラックタイガー海老蔵はなんだかプロレスラーみたい。車海老蔵は柴又にいそうですね。


セクシーアイドル3人組

2013/10/25


 先ほど、みんぱくでお世話になっている先生から、 「明日、みんぱくでモンゴルのイベントをやるから遊びにきて」とお電話がありました。 セクシーアイドル3人組がメインゲストだそうで、HPを見てみると ふむふむ、ほんとにセクシーな3人組です。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/news/20131026mongol
ほかにもいろいろ催しがあるそうで、急ですみませんが、10月26日、お時間のある方はぜひ民族学博物館へ。セクシーアイドル3人組の出演は11時半と2時だそうです。


アルゼンチンのお菓子

2013/10/21


 日曜日、灘区民ホールでアルゼンチンタンゴのコンサートイベントが開かれまし た。前日の新聞に、ロビーでアルゼンチンの軽食やお菓子も販売すると載っていたの で、「アルファホール」なるミルクジャム入りのクッキーにいたく心ひかれた私は、 お買い物がてら、ちょっとのぞいてみることにしました。
 このクッキーは、六甲にある「つぎほの甘み」というケーキ屋さんが現地のレシピ をもとにつくったそうですが、販売に来られていたお店のマダムが、ものすごく苦労 してつくったんですよと言っておられました。バターもお砂糖も粉も卵も、アルゼン チンと日本のものは違うから、向こうのレシピどおりにつくっても味が全然違うと指 摘され、それから材料を5グラムずつ調整して試作を重ねていったとか。「えええ、 5グラム?!」「私たちが試作品をつくるときは、材料は5グラムずつ調整するんで す。あと薄くしたり厚くしたり、よく焼いたり浅く焼いたり、めちゃ甘の現地の味を 日本人向けに少しアレンジしたりして、イベントのメンバーに何度も試食してもらっ て、やっと完成しました」。
 片手のひらに乗るぐらいの少し分厚いハート型のクッキー2枚にキャラメルミルク ジャムをはさんだ、食べると薄い層がさくさくとほどける、素朴な味わいなのにとて も繊細なアルファホールは、あとをひくおいしさでした。
 アルゼンチンには2人だけ知り合いというか、知っている人がいます。昔、ミラノの食堂で隣り合わせになって、日系人のボーイフレンドがいるということで話がはずんだロミナちゃんとお父さん、今もお元気かしら。こんなにおいしいお菓子があるなら、ほかにもいろいろあるはず。となりのブ-スで出していたワインもけっこうなお味で、アルゼンチン、いつか行ってみたいなあと思ってしまいました。


猫侍

2013/10/11


 10月からサンテレビで「猫侍」という30分ドラマが始まりました。北村一輝さんが主演の時代劇で、目が水色のなんともきれいな白ネコが北村さんの相手役というか主役ですが、第2話にゲスト出演したネコは顔がまんまるで顔面はぺっちゃんこ、北村さん扮する浪人に「なんと不細工なネコだ」と言い捨てられていました。
 このまんまるぺっちゃんこネコはエキゾチックショートヘアに違いありません、昔、仕事先で少しご縁があった方のブログに同じ種類のネコちゃんがよく登場するので、すぐにわかりました。ここのネコちゃんは気品あふれる王子様みたいですが、ドラマのネコは「確かに不細工ねえ」と思わせるような演技をしていて、ネコとは言えど、プロの役者は違うわと感心しました。
 イタリア語講座の生徒役で出た北村さんがとても感じがよかったので、このドラマも北村さんめあてで見たのですが、芸達者でかわいいネコちゃんたちの演技も楽しみというか、今じゃこちらのほうがおめあてかも・・・。


レ・ミゼラブル

2013/10/7


 事務所のDさんが「レ・ミゼラブル」(岩波文庫・全4冊)を読破中と聞いて、読み終わったら貸してくださいねと頼んだら、さっそく第1巻を貸してくださったので、いそいそと読み始めるも、これはえらいこっちゃと思いました。
 第一部「ファンテーヌ」ということで、薄幸のヒロイン、ファンテーヌが出てくるのかと思いきや、まず登場するのは、ジャン・バルジャンに銀の燭台を盗まれたミリエル司教です。舞台や映画では、「燭台盗んだけど許してあげるよ~♪」とちょこっと登場するおじいさんという印象しかないのですが、本では延々とミリエルさんのことが書かれていて、私は読み始めて3日たつのですが、いまだにミリエルさんから抜け出せません。Dさんの、慣れてきたらサクサク読めるようになるからという言葉を頼りに、第4巻までがんばって読み進めていこうと思っています。


ひっひどい・・

2013/9/28


 木曜日の朝は台風の影響かすごい風が吹いていました。
ちょうどペットボトルのごみの日だったんですが、うちの横の
坂道をカンカラコロコロと袋が転がっていく音がしていて、今、
ゴミステーションに出しにいってもみんな吹き飛ばされるだろ
うからと、少し風がおさまってから袋をぶらさげて置きにいっ
たら、ゴミステーションの横がえらいことになっていてびっくり
しました。風にとばされないようにと、門柱の間に押し込めた
んだろうけど、これじゃまるでゴミ屋敷です。知らずに中から
戸をあけたらえらいことになりますね。 


攻めと守り

2013/9/23


 新聞のファッション欄で、靴とバッグは色や材質は揃えたほうがいいですかという質問が出ていました。答えは、昔は揃えましたが、今は厳密に考えなくてよろしい。それよりも、靴は守り、バッグは攻めと考えましょう。靴はシンプルでベーシックな色と形にして、かわったデザインや色のバッグで変化をつけたらいいとのこと。
 それを読んで、しまったと思いました。私は靴はかわったデザインのものが好きで、エメラルドグリーン色だったり、先っちょがとんがっていたりしていますが、バッグはごく普通の形、地味めの色のものばかりなのです。
 いままで一生懸命おしゃれしてもいまいち決まらなかったのは攻めの靴と守りのバッグのせいだったんだ(それだけでは絶対ないんですけど)。よし、これからは注意しようと思っていましたが、やっぱり好みが優先されて、この間買った靴は、色は黒だけど先っちょがとんがっていて、結局攻めています。これでバッグも攻めにしたら、もうイケイケギャル(死語!)になっちゃいますね。 


ボローニャ国際絵本原画展

2013/9/11


 西宮市大谷記念美術館で開かれているボローニャ国際絵本原画展に行ってきました。この展覧会には、美術館がまだ靴を脱いで上がる建物だったころから、秋のはじめの行事として、毎年欠かさず行っているのですが、6、7年前から、作品は増えたけど、全然おもしろくない、心に響かない作品ばかりが並ぶようになって、もう今年で最後にしようかなと思いながら出かけていったのですが、最初の展示室で、「なんだかとってもいいじゃない?」という作品が次々と現われ、えっ、どうしたんだとびっくりしました。
 で、注意して見ていくと、今年はエンピツにパステル、インク、アクリル絵の具や墨汁、油彩、木版にシルクスクリーン、スタンプもあるし、布に手がき染めをしたり、アップリケと刺繍で表現したり、フェルトでお人形をつくって、それを撮影した写真を原画にしたものなど、手を使ってつくりあげた作品がほとんどだというのがわかりました。
 コンピュータの発達で、作画はすべてCGでという作品が半分以上になったときから、おもしろくなくなったのかもしれません。確かにCGも立派な表現方法ですが、やっぱり、手を使って作った作品には負けるなと思いました。となりで見ていた2人連れも、「なんか違うと思ったら、今年はコンピュータグラフィック少ないね」「うん、原点に戻ったって感じ。こっちのほうがずっといいわ」と話してはりました。 


吉本ギャグ

2013/9/7


 机の上を片づけていたら、2、3日前に受け取った提出書類が出てきて、思わず「しまったしまった島倉千代子言うな~」とつぶやいてしまいました。
 これは吉本新喜劇の大阪名物パチパチパンチで有名な島木譲二さんのギャグで、正確には 島木「しまったしまった」/共演者「島倉千代子」/島木「言うな~」となるのですが、まったく無意識に口から出てしまって、しかも一人でボケてつっこんで。私ってやっぱり関西人だわと、ヘンなことで再確認してしまいました。 


うちの冷麺

2013/9/3


 この間の日曜日、久しぶりに冷麺をつくりました。うちの冷麺は、母が昔料理教室で習ってきたものがアレンジなしに伝わっているもので、ごま油と塩少々と醤油をからめた中華麺に、細切りにしたキュウリと紅ショウガを甘酢であえたものと、細く切った焼き豚、千切りにしたレタスを乗せて、カラシ酢醤油をかけて食すというものです。
 生まれてこのかた、冷麺といえばこれだったので、甘いたれがかかった冷麺を食べたときはカルチャーショックを受けました。これはこれでおいしいけれど、やっぱり口にあうのはうちの冷麺ということで、夏になると3、4回食べますが、今年はこの日が初めてで、9月になって初冷麺?一体どういうこととつらつら考えるに、夏があまりにも暑すぎて、野菜刻んだり生麺ゆでたり、それを氷水でしめたり、わりと工程が多い冷麺を暑い台所にこもってつくる気にならなかったんだということがわかりました。
 ここんとこ雨ばっかりで涼しいのですが、また残暑も厳しくなるでしょうから、9月中にもう1回ぐらい食べたいですね。焼き豚をハムに変えたり、錦糸玉子をのっけてもOKです。 


秋の空

2013/8/28


 今朝、ラジオ体操に行こうと外へ出たら、見事ないわし雲が空いっぱいに広がっていました。今年は極暑で酷暑で猛暑で、もう永遠に涼しくならないのかと思っていましたが、いつのまにかちゃんと秋は来ていたんですね。淡々と季節をめぐらせている自然に感謝です。 


姫子に謝れ~!

2013/8/22


 姫路市立動物園のアジアゾウの姫子(推定年齢36歳)が、自然繁殖を目指す無償貸出制度「ブリーティングローン」にのっとって、今年の6月、王子動物園のマック(21歳)に嫁入りしました。でもストレスによる体調不良(自力で起き上がれなくなっちゃったそうです)から、2カ月早々で破談となり、実家に戻ることになりました。
 19年前に姫路に来て以来、動物園のアイドルとして楽しく過ごしてきた姫子。きっと自分のことをゾウと思っていなかったのでしょう。なのに、ある日突然檻に入れられ、連れてこられた先に大きな耳と長い鼻を持つ巨大な動物がいたら、そりゃあこわかったに違いありません。
 マックにはズゼという年下の奥さんがいるし、2頭の間には、残念ながら死んでしまいましたが、王子君という子どももできたので、なにも36歳、お肌しわしわの姫子を連れてこなくてもいいんじゃないかなと、私は思っていました。
 無理やり連れてこられて、あかんかったわと返されて。わけもわからないまま翻弄され、心に深い傷をおってしまった姫子がかわいそうでなりません。関係者全員に「姫子に謝れ~」と怒りたい気分です。 


そしてだれも来なくなった

2013/8/15


 2週間前から毎朝ウオーキングをしています。夜のウオーキングが、見たいテレビ番組が増えたおかげでおろそかになり、夕方はまだかんかん照りなので敬遠していたら、体重がじわじわ増えてきたので、これはいかんと一念発起し、朝歩くことにしたのですが、私が歩くサブグラウンドでは,毎朝ラジオ体操会が開かれていくので,ついでにラジオ体操もしています。
 初日、6時にグラウンドに行くと、元気な中高年(というか、ほとんど後期高齢者)の皆さんが、グラウンドをぐるぐると回っていました。その数、びっくりするほどたくさん。大声で挨拶し、笑い、しゃべり、手を振って歩いています。このエネルギー、なにかに使わないともったいないわと思うぐらいのパワフルさで、一瞬帰ろうかと思いましたが、皆さん仲間内で盛り上がって楽しんでおられるので,私もその横をマイペースでボチボチ歩くことにしました。
 さて、私が行き始めて4日目、インド人のおじさんが1人で歩いていました。翌日、日本語じゃない話し声がするなあと思っていたら、インド人のおじさんが2人に増えていました。そして3日目、インド人のおじさんはついに3人になりました。
 インド人がだんだん増えていくなんて、アガサ・クリスティのミステリー、「そして誰もいなくなった」の反対版だなと思っていたら、しばらく3人でにぎやかに歩いていたおじさんたち、ある日突然、だれも来なくなってしまいました。一体どうしたんだと心配していたら、今朝、一番最初のおじさんが歩いていて、事件じゃなかったと、ほっとしました。 


地震速報

2013/8/12


 8月8日に緊急地震速報が出たとき、私はたまたまテレビを見ていたのですが、突然画面に「緊急地震速報・奈良が震源地。震度7」とえらく具体的に出てびっくりしました。でも、今奈良が揺れてるのか、これから揺れるのかさっぱりわかりませんし、チャンネルをかえると、甲子園では高校野球が続行中です。
 はてどうしたものかと思いましたが、とりあえず家の中で一番柱の多い玄関に待避しました。阪神淡路大震災のとき、あわてて外に出て崩れてきた瓦があたって亡くなった方がいるので、玄関の上がりかまちに座って外の様子をうかがっていました。
 翌日の新聞に「ずっとタンスを押さえていた」という人の談話が載っていて、それに比べたら私のとった行動はまあまあ正しかったなと思いましたが、でももし本当に震度7の揺れがきたら、動転してなにをするか自信がありません。誤報で本当によかったです。 


深川めし

2013/8/2


 先日、東京に行ってきました。仕事をすませて東京駅へ。新幹線の中で食べるお弁当を大丸や駅ナカで物色しましたが、なかなか絞り込めず、結局、いつものように、新幹線ホームの売店で、深川めしを購入しました。
 あさりの炊き込みごはんの上にハゼの佃煮とアナゴの蒲焼、甘く煮た薄揚げと薄味のあさりの佃煮がのっていて、別に小茄子漬けとべったら漬けがついています。江戸情緒あふれる食材で、味もいいし、しかも値段は 850円。とてもお得感がある駅弁です。
江戸時代の深川めしは貝のお汁をご飯にかけたものだったそうで、江東区にある深川江戸資料館周辺の食堂では、あさりの味噌汁をご飯にかけたものを深川丼と称して、まちおこしの看板メニューに出しているそうです。私は資料館には行ったことがあるのですが、深川丼は食べていないので、次回行った時はぜひと思っています。