ティーブレイク


来年もよろしくお願いします

2012/12/30


 今年は事務所のスタッフのご家族の方が大病をわずらわれたり骨折をされたり、私も伯母が大腿骨骨折、姪が膝の手術をしたり、 母がヘルペスになったりと、心配ごとが続きましたが、みんな来年に持ち越すこともなく回復できて、本当によかったです。
 2012年もあとわずか。しんどかったこと、大変だったことは全部古い年において、新しい年は心機一転がんばりましょう。
 取引先の皆さん、事務所の皆さん、そのお友達の皆さん、私の友人知人の皆さん、ご縁があって、このブログを見てくださっている皆さん、そしてHPを管理してくれているノリさん、今年も1年お世話になりました!どうぞ皆さんよいお年をお迎えください。 


海の幸のリゾット

2012/12/27


 24日に親戚が集まってクリスマス会をしました。全盛期には15人ぐらい集まっていたクリスマスも、だんだん人が減って、いまや6人。 なんだかさびしいかぎりですが、ごちそうを食べ、プレゼントを交換して、今年も無事集まれたと喜び合いました。
 我が家のクリスマスメニューは、なぜかブイヤベースが入っています。 魚介がたくさん入ったサフラン風味のスープで、出来立てはもちろんですが、翌日、残ったスープでリゾットをつくると、これがなんともかんともおいしいのです。
 作り方は簡単。2人分で、米を1カップ、スープは3カップぐらいでしょうか。 できるだけ底が広くて平らなお鍋にオリーブオイルを熱し、洗わないお米を入れて中火で炒めます。 油が回ったら、熱々のスープをお玉に1杯入れ、かき混ぜて、水気がなくなったらまた1杯、これを繰り返して、 途中でタマネギのみじん切りを好みの量を加え、お米を食べて見て、ちょっと芯が残るぐらい(アルデンテね)になったら出来上がり。 スープが足りなかったら熱湯を足します。かかる時間は12、3分でしょうか。
 年の1度のお楽しみで、きょうもおいしくいただきましたが、別にブイヤベースじゃなくても、コンソメキューブを溶かしたものを使い、 季節の野菜やキノコ、お豆を入れてもOK。魚介以外はチーズをたっぷり入れるとおいしいですよ。 


平清盛

2012/12/24


 NHK大河ドラマ「平清盛」がとうとう終わってしまいました。 世の中の評判はよくなかったけど、私は久しぶりに、1年間、しっかり真剣に見た大河ドラマでした。
 まだ若い松山ケンイチさんが真摯に清盛に取り組み、回ごとに成長していく姿はすばらしかったし、三上博さんや山本耕史さん、 井浦新さんの怪演もすてきでしたが、清盛の嫡男重盛を演じた窪田正孝さんの、清盛を諫める場面の超ウルトラ大熱演には思わず泣かされてしまいました。 このシーンを見ることができた、もうそれだけで、私は「平清盛」を見てよかったなと思っています。 


南大東島のマサコさん

2012/12/19


 自分にそっくりの人が世の中に3人いると言います。私も、その中のだれにも会ったことがありませんが、 新劇の女優さんと有名じゃないオペラ歌手と南大東島のマサコさんにそっくりなんだそうです。
 昔、事務所のHさんを訪ねて沖縄に行ったとき、那覇空港で「へえ、南大東島行きなんかがあるんだ」とフライト案内板を見ていたら、 「マサコー、あんたこっちに来てたんか」という大声が聞こえました。 びっくりして見てみると、おばさんがニコニコ笑って「これから帰るんか~」と手を振っています。 「私マサコじゃないし」と知らん顔すると、おばさん、さっと顔色をかえて「こらマサコ、話しかけられたら返事をせんかい」と、 こちらに向かって突進してきました。
 ヒィィ、恐いよぉ、逃げようとしても、おばさんの迫力に金縛りにあったように動けません。 どうしよう、どうしようと思っているうちに、鬼の形相のおばさんが間近に迫ってきて・・・私がマサコさんでないことに気がつきました。 おばさん、「あわ、あわわわわ」とうろたえていましたが、振り上げたこぶしをおろせないまま、どこかに行ってしまいました。
 そんなことがあって以来、台風情報で南大東島が出てくると、マサコさんお元気かしらと思ってしまいます。 


やった~!

2012/12/13


 なんとなんと、近所の商店街の福引で一等賞が当たりました。 2回引ける抽選券をわたしてガラガラを回したら、赤い玉がポロリ、次に青い玉がコロリと出てきました。 ガラガラの向こうに座っていたおばさんたち、まずきょとんとして、それから「大変、大変」と騒ぎだし、鐘をカランカラン鳴らしてくれましたが、 残念なことに周りにはだれもいませんでした。
 もらった封筒には一等賞とあり、協賛している市場や商店街で使える金券 2,000円が入っていました。 うれしいな~。これでお肉買おうかな、いやいや、お刺身にしようか、お鮨もいいなとルンルン気分。今年はけっこう大変な年だったけど、でも最後に一等賞とっちゃったよ、だから来年はきっといい年だよ~と、現金( 金券ですが )をいただいたもんで、現金に喜ん でおります。 


勘三郎さん

2012/12/13


 中村勘三郎さんが亡くなられて、メディアでは追悼のプログラムがたくさん組まれていますが、新聞に勘三郎さんが出演された舞台の一覧が出ていて、 「1977年・若きハイデルベルヒ」とあって、高校生のときにNHKの舞台中継で見た記憶がババババッとよみがえってきました。
 勘三郎さんがハイデルベルク大学に入学した王子様で、恋仲になる下宿の手伝いの娘が大竹しのぶさんでした。 あれから35年もたったとは、なんて遠いところまで来てしまったんでしょうとがっかりしてしまいますが、舞台でも、 こころならずもハイデルベルクを去った王子様が、何年かのちに、楽しかった青春の日々をしみじみと思い出すというところで幕になっていました。
 でも演じた勘三郎さんは、80歳になっても90歳になっても、決して過去なんか振り返らず、常に前だけ見てぶっ走っていたんじゃないかと思います。 やりたいことも山ほどあっただろうに、57歳で亡くなってしまうなんて、ご本人が一番無念に思っているのではないでしょうか。 勘三郎さんと中村屋を密着取材したテレビ番組に必ず登場した、先代からのお弟子さん、92歳の中村小山三さんが泣きじゃくる姿の向こうに、 「なんでこんなことになったんだ」と怒っている勘三郎さんの姿を見たような気がします。 


イルミネーションと防犯

2012/12/5


 12月に入ると、神戸のルミナリエを始め、あちこちでイルミネーションが始まって、いよいよ年末だな~という気分になってきます。 で、年末と言えば防犯。我が事務所の2時間サスペンス同好会会員のAさんから、防犯のお知らせが届きました。 12月になるとテレビによく出てくる防犯の先生がおられるそうですが、その方によると、一般家庭でクリスマスイルミネーションを大がかりに 飾っているところは、見物に来る人も結構いますが、なんと泥棒が下見にきている場合もあるそうです。
 確かにイルミネーション見物に来たっていえば、何回来ても、じっくり見ても、不審に思われませんものね。しかも生活にゆとりがないとできないから、イルミネーションしているおうちは絶対お金持ちだろうし・・・、ということで、もしおうちをクリスマスイルミネーションしている方がいたら、あやしい見物人には十分にご注意くださいね。 


クレーム

2012/12/4


 美容院に行くと、先生が「イナガキさん、ニュースです」と興奮しています。 なんでもお客さんが勤めているスーパーの店長が、例の尼崎の鬼女に目をつけられ、「家に謝りに来んかい!」としつこく脅されていたとのこと。 「ええっ、どうなったの?」と聞くと、店長は絶対に行かず、クレーム担当の社員が対応して、事なきをえたそうです。
 それから1月ほどしたある日、突然事務所にファクスがドバドバ届き出しました。びっくりして見てみると、場所は違えど、どれも薬局からのようです。
 これは知らせてあげないとと、そのうちの2軒に電話をかけると、向こうもびっくりされましたが、いろいろ確認するうちに、 メーカーの係の人が注文ファクスの番号を間違ってうちの番号を教えたということがわかり、翌日、こちらはなんの被害も被ってないから、 来ていただかなくてもいいですよと言うのに、その失敗した人と上司の方が事務所まで謝りに来られました。
 「わざわざもうしわけないですね」「いいえ、とんでもございません」。そんなやりとりをしているうちに、ふと尼崎の鬼女のことを思い出しました。このお2人、あんな事件があったあとだから、戦々恐々として来られたに違いない。思わず「鬼女じゃなくてよかったですね~」と言おうとしましたが、よけいなことなのでだまっていました。 


外に出ない職業

2012/11/29


 先日2時間サスペンスで、盗みたいものがあるのに、その家の妻の職業がテープ起こしで、1日中家にいるので侵入できない。 しかたなく帰宅途中の夫を車でひいて、妻が病院にかけつけている間にまんまとブツを盗んでいったというのをやっていました。
 テープ起こしをしている場面で、再生機にラジカセを使っていたのはちょっと・・でしたが、(速記会社にみてもらえばよかったのに) 1日中家にいるというのは、確かにそのとおり、これはよく調べたなと感心しました。 速記者は現場に行くので外出しますが、テープ起こしの人は送られてきた音源を家で受け取ってパソコンに打ち込むからです。
 私も文章を起こす作業になると、2日ぐらい家を出ない時がよくあります。締め切りに間に合わせるために、 1分1秒も惜しいと、パソコンの前に座り続けるわけですが、一度、年度末で締め切りが重なったとき、1週間外出しなかったことがあります。 このときはてきめんに腰にきました。やっぱり適度な運動、適度な外出は必要ですね。 


秋の休日

2012/11/28


 11月24日の連休の中日、友人と神戸清盛隊の演舞を見にいきました。 JR兵庫駅からぶらぶら歩いて歴史館前の平家の家紋の蝶紋が描かれた広場につくと、めちゃくちゃ細くて、風が吹いたら飛んでいきそうな宗盛、 栄養状態がいいのか、やたらでかくて色白お肌がピチパチしている重衡、小柄でかわいいので一見女の子?でも声は男の敦盛、料理研究家のコウケンテツ さんにそっくりの知盛、香港映画の二枚目みたいな重盛と、司会担当の謎の人物GION、そして棟梁清盛が、演舞が始まる大分前からウロウロしていました。
 7人が歌い踊る演舞は思っていたよりも迫力がありました。清盛はとてもいい声で、友いわく、発声が違う、前世は劇団の人じゃないかと。
 午前11時と3時の演舞の間に、きょうは文化祭をしますとのこと。せっかくなのでそれも見ることにし、待ち時間に道路をわたった卸売市場の食堂でとってもおいしいあなご丼を食べました。  文化祭ではNHK大河で歌われている「遊びをせんとや」をアカペラ合唱したり、清盛が謡曲「敦盛」を舞ったり、普段はプリン早食い競争やわさび鮨ロシアンルーレットなど、おふざけが多い平家の衆も、この日はまじ めに芸事に取り組んだそうです。 

お茶会で寛ぐ清盛隊の皆さん
お茶会で寛ぐ清盛隊の皆さん

 さて、清盛隊も堪能したし、歴史館のある兵庫津をぶらぶら散策していると、真光寺という大きなお寺で、「秋の清盛茶会」なる催しが開かれていました。 これは一服するしかないよねと、県下の高校茶道部員のお手前で、神戸風月堂特製の清盛をイメージしてデザインされたお菓子とお茶をいただいて外へ出 ると、なんと清盛隊がいた。お茶席にご招待されてやってきたそうです。
 皆さん、隊員になるときに茶道の研修も受けたのか、お作法にのっとってお茶を飲んでおられました。終始笑顔で感じがいいし、ゴミは拾うし、お茶碗かたづけなくてもいいか と聞いてるし、なんてお行儀のいい人たちなんでしょうと清盛隊株急上昇です。 そして能福寺の大仏さんにお参りして、清盛隊見物と兵庫津ツアーは終わりました。青空の下、秋と文化を楽しんだ1日でした。あっ、あなご丼もね。


ショック療法

2012/11/23


 文楽11月公演に行ってきました。「仮名手本忠臣蔵」、1日がかりで1つの作品を上演する通し狂言です。 私は10時半からの第一部に行ったのですが、なんと、朝も早よからロビーはお客であふれかえっています。 前日に朝日新聞に紹介の記事が出たせいか、チケット売り場は長蛇の列。 客席もほぼ満席で、当日券でもすごくいい席が買えるほどガラガラだったのがうそのようです。
 これはやっぱり例のごたごた騒動のせいなのかなあ。だとしたらものすごいショック療法だったわけですね。 (だからお年寄りがやられてしまったのかも)この盛況ぶり、わざわい転じて福となす・・・だったのかな。 


場数を踏む

2012/11/21


 速記者が議会場で議員の発言につっこみをいれたら、絶対守衛さんにつまみだされるし、会議や講演会でゲラゲラ笑ったら、 事務局に怒られて、次の仕事がこなくなりますが、対談や座談会では、出席者から同意を求められたり、 おもしろい話に思わず笑ったりすることがあります。 でもあくまで速記者は黒子なので、その場の空気をよんで、お返事や反応も臨機応変にということですが、この臨機応変がすごく難しい。 結局現場に出て修行を積むしかないのですが、大分修行を積んだと言える今も、対談と座談会は気合を入れて臨みます。 で、とてもおこがましいのですが、私がいることで話しやすい雰囲気になったらなと思っています。


熱々卵のサンドイッチ

2012/11/17


 神戸の下町新開地に、週に1回、習い事で通っています。この町には昔ながらの喫茶店がたくさんあって、 いきつけの店でミックスサンドを頼むと、ツナとハムのほかに焼きたて熱々の卵焼きがはさんであって、それがとってもおいしいのです。
 先日、初めて入ったお店でミックスサンドとコーヒーを頼むと、厨房からカシャカシャカシャッと威勢のいい音が。 「あっ、ここも卵焼いてる」と期待しながら待っていると、白くて分厚いカップに入ったコーヒーとともに、三角形のサンドイッチが運ばれてきました。 卵はもちろん熱々。おいし~。新開地のサンドイッチは熱々卵をはさむのが特徴なんでしょうかね。ほかの店も回って調査してみようかな。 


ウォーキング仲間

2012/11/1


 9月末に再開した夜のウォーキングのおかげで、体重が1キロ減りました。 でもあと2キロ残っていますし、2キロどころかプラス5キロは減らさないとやばいのですが、まあぼちぼちがんばることにして。 ところで、いつも動物園のとなりのサブグラウンドで歩いているのですが、始めて間もないある夜、突然イノシシが入ってきて、トラックを一周して、出ていったことがあります。 私はびっくりしましたが、グラウンド内の人たちは、ささっとよけて、平然としているので、イノシシ、常連か?と思ってしまいました。 


文を整える

2012/10/30


 「一字一句、言ったとおりを全部書いてください」というご注文以外は、うちの事務所では原稿は整文してお出ししています。 話し言葉をそのまま書くと文章にならないからです。繰り返しや言い直しを整理したり、足りない言葉を補なったり、前後を入れ換えたり、まさに文章を整えていきます。 座談会や講演は話された方の個性が出るように、会議録は読みやすくわかりやすいように、この作業は速記士の腕の見せどころです。 


叔母孝行

2012/10/23


 横浜の義妹が、何を思ったのか、父の妹2人を自分の会社のイベントに招待し、2泊3日の東京ツアーをしてもらおうと言い出しました。 弟が「だれが世話するの?」と聞くと、「あなたに決まってるじゃない。 私は仕事で忙しいし」ということで、しぶしぶ引き受けた弟ですが、1人では心もとないので、都下に住む妹に応援を求めました。
 当然妹は、なんで私がと嫌がります。弟「あんたも子どもの頃世話になったでしょ。 逆上がりも教えてもらったし」。妹「私は教えてもらわなくてもできたもん」。 弟「宿題だってみてもらったでしょ」。 妹「私はさっさと仕上げてお昼ご飯食べてたよ。漢字が書けなくておあずけくらってたのはそっちじゃんか」。
 最後は妹もまるめこまれ、お接待の手伝いをすることになりましたが、思いがけぬご招待に84と80の老人姉妹は大喜び。 スカイツリーに登ると言いだして、弟は頭を抱えているそうです。 


JICAのレストラン

2012/10/20


 先日、HAT神戸に行きました。用事が終わったのがお昼すぎ。おなかもすいたしということで、 前々から行きたかったJICA関西の食堂の月替わりエスニック料理をいただくことにしました。
 10月1日のパラオ共和国の独立記念日にちなんで、10月はパラオ料理です。 まずレジで食券を買い、社員食堂のようなカウンターで料理を受け取ります。 飲み物( コーヒー、紅茶、日本茶) がついてお値段は700円也。
 パラオは日本の委任統治領だった時代があり、食事も日本食の影響を受けているそうで、 メインの照り焼きチキンは醤油味の中にココナッツミルク味がひそんでいました。こちらはハラルフードやベジタリアンフードなど、めずらしいメニューもたくさんあります。来月の月替わりエスニック料理はミャンマー料理だそうです。 


ICレコーダは委員席に

2012/10/13


 ご依頼いただいたテープ起こしの音源を聞いてみると、事務局の説明は大きくクリアに入っているのに、 記録が必要な委員さんの審議がほとんど入っていないときがよくあります。 テープ起こしを担当する速記者もできあがった原稿をみるチェック係も、目をつぶり、息をとめ(?)体中を耳にして何度も何度も聞くのですが、 やっぱり無理なものは無理な場合もあり、泣く泣くお返しすることもあります。
 仕事に行った時など、事務局の方も録音されていることがありますが、たいてい録音機はご自分の前におかれています。大きな会議でマイクを使われる場合はそれでもいいのですが、委員さんが少人数でマイクを使わないときは、録音機は委員さんのテーブルにおいたほうが絶対にいいですよ。ロの字テーブルに8名ぐらいなら、ICレコーダ1本で十分に入ります。 


山中教授

2012/10/10


 2012年ノーベル医学生理学賞を受賞された山中伸弥教授に、京都大学の広報誌「紅萌」の巻頭対談の仕事でお目にかかったことがあります。 研究一筋のとても真摯な方という印象でしたが、受賞の電話がかかってきた時、洗濯機の修理をされていたという記事を新聞で読んで、公私のバランスのとれたすてきな方なんだなあと思いました。 


オープンリール

2012/10/4


 事務所の倉庫をかたづけていたら、持ち手のついた四角い箱が出てきました。タイプライター?と思ってふたをあけると、 なんと携帯用オープンリール録音機でした。昔はこういうのを持って仕事に行ったのねと、 先代所長のことなどを思い出しながらぶらさげてみると、半端ない重さ。量ってないのでわからないけど、絶対10㎏はありそうです。こんな重いもん、よう持ってったな。ちなみに、今私が使っているICレコーダは45gです。


スーパーヒーロー

2012/10/2


 向かいの家でベランダの付け替え工事が始まり、作業の間、大工さんの軽トラックが家の前にとまっていました。細い道なので、道幅ぎりぎりなのですが、なんとか人は通れます。2階で作業している大工さんは、人が通る度に「すんません」「ご迷惑かけます」と声をかけていました。
 そこに男の子が3人、自転車に乗ってやってきました。人は通れるけど自転車は無理だな、どうするんだろうと思っていたら、下りてきた大工さんは、自転車を1台ずつ両手で持ち上げ、向こう側に持っていきました。
 それを見た子どもたちは大興奮。大工さんが自転車を持ち上げるたびに「すげえ、すげえ」と大騒ぎです。子どもたちはやさしくて力持ちの大工さんをスーパーヒーローのように思ったのでしょうね。


文楽

2012/10/1


 28年前、大阪の国立文楽劇場ができたときに初めて公演を見にいき、丁稚から遊女から侍からやり手婆から、 大人数を瞬時に使い分ける七色の声の持ち主、竹本住太夫さんに惚れ込んでしまいました。 住太夫さんの語りを聴くことができる時代に生まれた幸せを胸に毎公演に通っていたので、 今回の騒動には本当に腹立たしいものがあります。よくも芸一筋のおじいさんをいじめたな。心労のあまり病気になって休演しちゃったじゃないか。もううらんでもうらみきれません。 


清盛隊

2012/9/30


 NHKの大河ドラマにあわせて、福原の都で清盛にゆかりのある神戸では「神戸・清盛隊」なる観光PRキャラバンが結成されました。ただいま全国をめぐって神戸のPRをしたり、土日祝には歴史館で演舞を披露しているそうです。
 男性5人、女性2人のユニットで、800年の眠りから覚めた平家の衆が現代によみがえったとのことですが、平安時代の人のわりには、自転車に乗ったり、プリン早食い競争をしたり、なかなか器用な方たちです。棟梁の清盛さんなんか、野球の始球式に招かれ、見事なフォームで球を投げておられました。きっと前世は高校球児だったのでしょう。 


昔の人は偉かった

2012/9/29


 事務所にいるときは午後5時前後に休憩、ティーブレイクをとることにしています。 おやつを食べながら、毎日放送のローカルワイド番組・ちちんぷいぷいの、 この時間帯に始まるお気に入りのコーナーを見るためですが、いつも感心するのは、 各曜日の見事なまでの適材適所。 特に木曜日のくっすんと河田アナのでこぼこコンビは、もう永遠に続いてほしいと思うほどのおもしろさです。 


いつかどこかで

2012/9/28


 うちの事務所は、あらゆる分野のお仕事をお引き受けしています。 中には超専門的なものもあり、資料をお貸しいただくのはもちろん、図書館に行ったり、インターネットで調べたり、完璧な原稿めざしてがんばっています。 といっても、ピタッと見つけ出すのはなかなか難しいものですが、そんな中で役に立つのは、「いつかどこかで聞いたことがある」 という記憶です。 15年前のインタビューで話された国の名前、10年前の座談会で話題に出た団体名、それがまったく違うジャンルのお 仕事に役にたつことがあるのです。 長年にわたってインプットしてきた記憶は私たちの財産だなあとつくづく思います。 


夏が過ぎて

2012/9/27


 最近体重を測ったら3キロ増えていました。 まったく困ったものですが、原因はわかっています。 夏の間の運動不足とアイスキャンデーの食べ過ぎです。 暑いからと外出を控え、買いだめした551のアイスキャンデーを1日1本食べていたら、そりゃ太りますよね。 やっと少し涼しくなったので、さぼっていたウォーキングを再開しましたが、はてさてどうなることやら。